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2008年11月30日

予感:黄瀬戸と鈞窯

黄瀬戸は安土桃山時代の後期から、美濃で焼かれた焼き物である事には違いありませんが、以前からの俗説として、黄瀬戸は青磁を焼こうとして失敗し、酸化してしまった為に黄色くなってしまったのだというものがあります。
それとは別に、元々あった灰釉に徐々に長石分を増やしていった為に、黄瀬戸になったのだというものもあり、故加藤唐九郎氏の説では、黄瀬戸は金器を写したものだということです。
しかし、私は以前から黄瀬戸に施されている膽礬(たんばん)が、非常に気になっていました。
また同時に鈞窯に見られる凝った器形や輪花形のものが、黄瀬戸のそれと共通するように思えてならないのです。
つまり、鈞窯の製品に多く見られる、銅成分を塗った紅斑を、酸化焼成して緑色の膽礬(たんばん)になったのではないかと、勝手な想像をしたのです。

また、黄瀬戸は青磁を焼こうとして失敗した物だとの説も、単純に龍泉窯などの青磁釉を酸化焼成すると、”米色磁”言われる物に焼き上がりますが、黄色と言うにはちょっと違いがあるように感じますが、鈞窯の主流である月白釉を酸化焼成すると得られる、黄色い色合いの方が、黄瀬戸に近い発色です。



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電話:055−226−4193
posted by marukoge at 05:44| ☀| 陶芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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