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2008年12月03日

曜変天目茶碗の再現、メカニズム追求の足跡

先日、今までに一体全体どれほどの天目茶碗を成形し焼いてきたのか、大凡数えてみた。30年の間に焼いてきた数は、おおよそで3万個ほどであった。
もちろん、毎年焼いてきたという訳ではなく、実際に焼いた時間は合計すると5年ほどの間であるに違いない。
中にはタイル状のテストピースや杯型のテストピースも使った物もあるが、それでは結果が分かり難いので、実際に12cmほどの天目茶碗を作った数である。
私が曜変天目茶碗に興味を持ち、それのメカニズムについて素人なりに考え始めた頃には既に2人の方がそれの再現に成功したとして、新聞紙上などにも取り上げられていた事になるが、それすら知る由もなかった。
文献と言えば、平凡社から出版されていた陶磁器シリーズの「天目」:小山富士夫著と、その後に出版された出川直樹氏監修の「やきもの鑑定入門」くらいのもので、山崎一雄氏の論文「古文化財の科学」を読んだのは、それから数年後の事であったと記憶している。「天目」は、表紙から曜変天目の拡大写真が載っており、今になっても、この写真が本物の曜変天目のイメージを知らせてくれる一級の写真のように思えるもので、多くの事をこの本から学びもしたものだ。
やきもの鑑定入門」には、ただひとつ安藤堅氏が再現されたと言われる茶碗の写真が掲載されていたので、初めは、既に曜変天目の再現というものは終焉しているものだと思いこんでもいたものだ。
そもそも、曜変天目茶碗という物や中国の焼き物は興味などなかった事も事実であり、それが何故に3万個もの天目茶碗を作る事になったかと言うと、近隣で作陶されていた陶芸家の元を訪れたおりに、その作家さんが曜変天目の再現に躍起になっておられた事で、なんとなく興味をもったものでした。
失礼ながら言ってしまえば、その陶芸家も再現したと言って、地方新聞に掲載されていたのですが、素人の私の目から見ても、「これは違うだろう」と思ってしまった、この瞬間に心の何処かに「よし、俺が作ってやろう」という、バカな考えが浮かんだ事が切っ掛けでした。

最初は、油滴天目の釉薬に何か特別な金属を添加すれば、曜変天目になるのだろうというくらいの簡単な気持ちでした。
まだ、建窯の油滴も磁州窯系の油滴も見分けがつかない頃の話です。
釉薬調合の本に載っている油滴天目釉の調合に、片っ端からいろいろな金属を添加しては、試験していきました。
タングステンやモリブデン、バナジウム、など虹色発色の得られる物もあり、今日こそはと思いながら、窯焚きを続けたものです。
イットリウム、ガリウム、ベリリウムなどという見当違いな物まで、とにかく試していったのです。

もちろん、そんな試験をいくら繰り返した処で、曜変天目らしきものすら出来る筈がありません。
中には虹色の油滴斑が出来たりした事もありましたが、この頃はこの「虹色」という言葉に惑わされる事も多く、それは様々な本に書かれた虹色という言葉や虹彩という文字から来る勝手な思いこみでもありました。
マンガンラスター釉やチタン結晶釉、マンガン結晶釉などを虹色に呈色させてみたり、亜鉛結晶釉まども虹色に発色させる実験まで行いましたが、どうにもこうにも思ったような物にはなりません。
チタン結晶などが、バナジウムと化して三角形のハウスマナイト結晶は、曜変天目風に群れを成して析出したり、タングステンが多角形になって結晶したり、いろいろと惑わされながら、一向に埒はあきませんでした。
学校時代に化学で触れた事のあった、ファブリルガラスの技法や、アメリカなどでは昔から行われている、虹彩を発色させる技法なども行い、一度本焼きした黒天目の上から細工するなども試みましたが、綺麗なラスター性の、曜変天目によく似た斑紋は出来ますが、それが建窯の天目と同系列の物とはとても思えませんでした。

いろいろな化学的な方法を試し、行き詰まり、今度は天然の鉱物をテストする事に奔走しましたが、丁度、そんな頃に釉薬調合の著作でも有名な高嶋廣夫先生とお話する機会があり、そこで「瀬戸の磁器製造の会社の社長さんで、曜変天目に詳しい方がいる」という事を教えていただきました。
長江惣吉さん(先代)でした。
既に三越デパートで、曜変天目茶碗の個展を行われた後でした。
それから、交流を持たせていただいた長江先生とは5ねんほどの間に、いろいろなお話をさせていただきました。
長江先生も自分の作品には満足はされていなかったようで、電話で数時間もお話した事など、懐かしい思い出です。

そんな事をして、いろいろな実験ばかりを繰り返しているうちに、ある山地で採取してきた石粉を焼いた処、禾目天目が突然のように焼けました。
それまで、リチウムを入れたり蛍石を入れたりして、表面に吹き出した鉄分を無理矢理に流下させるような方法でしか出来なかった、禾目天目(兎毫盞)が、ある日突然のように、自分の窯から姿を現しました。
何と言う事のない、何処にでもありそうな火成岩だとは思ったのですが、たまたま粉状になっていたので、釉薬にするのが楽だと思い、採取して来た物でした。
或意味で、私はあっけにとられてしまいました。
曜変天目どころか、禾目天目さえ建窯と同じと思えるような斑紋は出来た事がなかったのに、何も考えずに焼いた茶碗にそれが出来ていました。
その頃には、中国での建窯の研究も進んで、陳顕求氏などの研究論文が出ていましたので、それに記載されていた建窯の禾目天目に関する釉薬の成分分析などを見て、調合しても全く上手く出来なかった物が、呆気にとられるくらい簡単に目の前に現れました。

油滴天目は、禾目天目のような訳にはいきませんでしたが、それでもいくらか成分を調整し、使用する粘土をいろいろと試している中から、これもある日突然、建窯の物に似た物が生まれ出ました。
油滴天目は禾目天目に比べ、釉薬の調合もさることながら、焼成雰囲気や使用する粘土の成分に敏感に反応するようで、二度目を焼こうと思っても、10回焚いて1回上手くいくかいかないかという厄介ものです。
しかし、ほぼ同じ釉薬を使って禾目天目と油滴天目が出来る事は、自分にとって大きな収穫とはなりました。
もしかすると、曜変天目も同じ釉薬で生まれるのではないかという、空想、妄想を楽しませてくれもしたからです。

こんな事が分かってから、私はそれまで保存していた、弁柄やマグネサイト、亜鉛などの化学薬品を全て捨ててしまいました。
やはり、自然界から手に入れた物でなければ焼き物は出来ない。
そう思ったからでした。
化学薬品を使って現れた虹色のラスターも、結晶も、斑紋も実につまらない物だと思えて来たのです。
そんな経験をしてから、50回か60回かした頃でしょうか、曜変天目と同じと思える斑紋は、私の前に姿を現しました。
色彩に関しては、まだまだ駄目でした。
何回か焼成するうちに、色彩は出来るが斑紋は出来ない、斑紋は出来るが色彩が出ないという事を繰り返し、青く見えたり、赤く見えたり、緑色に見えたりする部分が、見る角度によって動いて見える現象を持つ物も出来ましたが、この頃から確信した事は、今までに何度も書いてきたように「曜変天目とは一つの現象である」という確信にも似たものでした。
何故日本にある3碗(織田信長所有を入れても4碗)しか存在しないのかという疑問にも適切な説明が出来る事や、曜変天目が出来る原理についても適切な説明が可能であるからです。
しかし、そう思った途端に、私の曜変天目に掛ける興味は次第に薄れてしまいました。
陶芸家ではない私にとって、曜変天目が出来るメカニズムの秘密にこそ興味はあっても、その技法を使って、素晴らしい茶碗を作る事には興味が湧かないからというのが、正直な気持ちでしょうか。
結局の処、30年近くの年月を掛けて、大きな自己満足を味合わせていただいたという事のようです。

(リテック H記)
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ニセ曜変天目を作る
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新感覚のなまこ釉薬の販売




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玳玻盞用下掛け釉、上掛け釉の販売




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流紋なまこ釉の販売




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2008年12月02日

オパールラスター釉の販売




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苦境の米国経済にダメ押しか? 「デフレスパイラル襲来」の恐怖

つい最近まで、「インフレになる!」と心配していたのだが、ここへ来て、状況が大きく変化している。

 夏場以降、米国をはじめ世界の主要国の景気後退は一段と鮮明化しており、需要の増加によるインフレ圧力は低下している。

 また、インフレ懸念の最大の原因の1つであった、原油や一部穀物価格は大きく反落しており、原材料価格の低下によって、企業の生産コストを押し上げる要因はかなり落ち着いている。

 すでに米国では、今年10月の消費者物価指数が統計開始以来最大の下げ幅を記録するなど、デフレの足音が忍び寄っていることがわかる。経済専門家の一部からは「デフレ圧力が強まっている」との指摘が出ている。

 実は、現在のような経済状況の下では、「インフレよりもデフレの方が厄介」だ。世界経済が不動産バブルの後始末を行なっている最中に、デフレが本格化することは、お金を借りている人の返済負担を増加させる可能性があるからだ。

 これまでは米国を中心に、お金を借りて、その資金を不動産や原油などに投資し、多額の利益を上げる投資手法が、主流になっていた。それが崩れるきっかけになったのが、サブプライム問題だった。それに追い討ちをかけるように、今度はデフレの脅威が迫っているのだ。

過去最大に落ち込む米国消費
デフレスパイラル懸念が噴出
 私たちは、経済低迷とデフレが重なったときの“怖さ”を十分に知っている。1990年代、バブルの後始末で景気の低迷が長期化したことに加え、“価格破壊”と呼ばれる「物価下落=デフレ」が重なった時期、私たちの生活にも悪影響が及んだことは記憶に新しい。

 そういう状況が、今、世界的に起きる可能性が高まっているのだ。バブルの後始末とデフレの両方を一度に相手をすることは、口で言うほど容易なことではない。

 11月中旬に米国労働省が発表した、今年10月の消費者物価指数は、前月対比マイナス1.0%と、1947年の統計開始以来最大の落ち込みとなった。この背景には、投機筋のオペレーションによって、原油や一部穀物などの価格が急落したことがある。
(ダイアモンドオンライン)
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パールラスター釉の販売



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「座して死を待つのか!? 自民党」

 度重なる失言と朝令暮改で、麻生首相の正体がやっと国民にも見えてきたようだ。私が政権発足当初、「今日から麻生政権打倒に立ち上がる」と「直言」した時に、首をかしげていた人もさすがにその意味がわかってきたのだろう。そして最近は、身内の自民党議員さえもその不明を恥じだしたようで、党内もガタガタしてきた。

 繰り返し言う。今、日々起こっていることは、私が、麻生太郎という政治家についてこれまで指摘してきたことが現実になってきたにすぎない。経営通、経済通でもなければ、定見も政策もない、首相になって何をしたいのかもない、ただ、首相という地位を一日も長く楽しみたいだけの、国民不在の、バラマキ型の旧態然とした政治家を首相にいただいている不幸。この政権を続けることこそが「政治空白」なのだ。

 この厳しい世間の風当たりを受けて、今後、自民党内では様々な動きが顕在化してくるはずだ。第二次補正予算の早期提出を求めて官邸に申し入れた、渡辺喜美氏ら中堅・若手24人の動きも然りだ。しかし、小泉首相退陣以降、選挙の洗礼も受けないで4度目の総裁選だけは絶対に許してはいけない。またまた表紙(トップ)を変えて何が変わるというのか! その時は国民もほとほとあきれ果てて、完全に自民党を見放すことだろう。

 選挙もできない、総裁選もできない。今後の自民党を待ち受けているのは「地獄の日々」となる。そして、沈み行く船から鼠が逃げ出してくるように、自民党にいては今度の選挙で比例復活もないと悟った議員を中心に、五月雨式に自民党からの離党組が出る。一旦、麻生政権誕生で頓挫していた政界再編の胎動が、再び勢いを増してくるのだ。

 しかし、誰がこの、自らの保身だけを考えた「ドロ船脱出組」を評価するというのだろう。賢明な、心(志)ある自民党議員であれば、リスクをとって今から新党結成の動きに出なければ、その正体が国民に見透かされてしまう。党内改革派を自任しているのであれば、単なる選挙向けのパフォーマンスではなく、腹をくくった大胆な行動が求められる。そして、その集団は、決して自民党延命のための別働隊ではないことを示すため、民主党との連携も含む「政権交代」の旗を掲げなければならないのだ。

 今、国民の政治への閉塞感は満ち満ちている。90年代初頭の「日本新党ブーム」のような、わかりやすい瞬発力あるそれではないかもしれないが、確実に、そのマグマは、重く深く地底で蓄積、対流しつつある。そして、その流れは、麻生政権が今後、多少得点をあげれば覆るような柔な流れでは決してない。そして、それが次期総選挙で爆発することだろう。

 筑紫哲也氏は、亡くなる直前の「多事争論」で、日本は自分と同じガンに犯されていると喝破した。まさに今の日本は、「政治家や官僚の利権・既得権益・天下り」といったガンに犯され、そこに栄養(税金)を吸い取られ、確実に国民だけがやせ細っている。それが今の日本の現状なのだ。

 政治家であれば、ましてや志ある政治家であれば、そのガンを摘出することこそが、その使命、責任であると肝に銘ずべきである。そしてそれは、次の総選挙に求められる最大の争点、課題でもあるのだ。

 「政官業の癒着打破」で「官僚国家日本を変える」。自民であれ、民主であれ、誰であれ、この一点で心(志)を同じくする政治家を結集できれば、その時から日本と日本の政治の風景は一変していくことだろう。

(江田けんじ:今週の直言)
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新タイプの禾目状金色ラスターのテスト



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2008年12月01日

新生NHK報道番組−1 北極の氷の変化

2008年11月、アメリカ国際北極圏センター(IARC)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は北極海の海氷の面積を観測してその結果を発表しました。

その結果、下のグラフに示したように、夏(9月)の海氷がもっとも少なくなった2007年に比べ、2008年は若干の増加が見られました。

また、10月の海氷面積は2002年以後でもっとも多かった2003年に次いで2番目の大きさに成長しました。


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(IARC-JAXAデータより)

北極の海氷面積が増え始めた原因については、まだ明確ではありませんが、このまま増え続けると、2008年の冬には21世紀ではもっとも北極海の海氷面積が増大する可能性もあります。

(注:“新生NHK”はネット上に開設された新しい放送局です。このニュースが最初になります。「事実をそのまま伝えるという現代にはまれに見るメディアとして成長したいと考えています。)

(平成20年12月1日 武田邦彦 執筆)
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「反麻生連合」結成も 渡辺元行革担当相

自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は1日、麻生太郎首相の政権運営に不満を持つ党内グループについて、都内で記者団に「今は『雨後のたけのこ』みたいなテーマごとの集まりだが、大同団結することもあり得る」と述べ、「反麻生連合」が結成される可能性があるとの見方を示した。

 渡辺氏は、首相の方針に反して2008年度第2次補正予算案の今国会提出を求めた茂木敏充前行革担当相らのグループに参加。中川秀直元幹事長が近く発足させる社会保障の議員連盟にも加わる予定で「衆院解散・総選挙も先送り、景気対策も先送りでは、求心力がなくなるに決まっている」と指摘した。

posted by marukoge at 20:22| ☀| 陶芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未来に夢を!

「節約」は個人の思想信条としては大切なものだが、人に強制するものなのだろうか? 強制しなければこの社会が成り立たないなら仕方がないが、そうでなければ何か別の意図があると考えた方が良いだろう。

手取り20万円の人が、その20万円の範囲の中で自由に生活をエンジョイすることが悪いことなのだろうか?法律に触れたり、約束を破ったりしなければ、その人の自由ではないだろうか?

1990年以後、日本はすばらしい環境を作りだし、環境によって被害を受けた人はごく少数である。それなのになぜ「国民全部で節約しなければならない」ということになるのだろうか?

「贅沢をするから環境税を取らなければならない」と言う。国と一部の専門家は国民の手取りを減らすことに一所懸命だが、減った手取りに相当するお金は誰が何に使うのだろうか?

国民の財布が悠悠たるもので、贅沢をしているなら別だが、多くの日本人はそれほど裕福ではない。日本人の富の多くが一部の人に集中しているからだ。

普通の日本人は「環境のことを考えなくても、財布の中身を見れば、節約をせざるを得ない」という状況にある。そして、「環境」と言っても何も被害が出ていないので、何をやっても達成感がない。

ペットボトルをリサイクルすると、石油は3倍以上かかる。紙をリサイクルすると石油は2倍かかると製紙連合会が発表している。京都議定書に基づいてCO2を削減しているのは「日本の庶民だけ」で、他国も日本のお偉方も産業かもやっていない。

そんな架空の利権をおっているので、NHKも新聞も暗い未来を描き続けている。ある中学生は「科学が悪いことだけではなく、良いこともしていることを初めて知りました」と感想を述べていた。

未来が暗くて、科学が悪いことをしていると思っている中学生が「勉強しよう!」と思うだろうか?勉強するには未来が明るく、成功すれば少し贅沢ができ、そして理科を勉強するには科学が日本の未来を拓くという夢が必要だ。

現在の日本は自動車(機械)、電気電子(電気)、化学などの産業が世界一流だから豊かな生活をしている。本当に、今の日本の大人は、自分たちの孫に「貧弱な日本、アジアの中でも貧しい日本」をプレゼントするのだろうか?

家では「節約」は良いことだが、社会は戦いの場だから、節約したり未来を暗く描いたりしたら日本の将来はない。

もし、それでもよいと考える人がいたら、その人自身が、今日から「水洗トイレ、冷蔵庫、内湯、テレビ、エアコン、自動車」を捨ててから言ってもらいたいと私は思う。

無責任で口先だけの大人が増えると、社会がとんでもない方向に進み、かつての戦争のように多くの子供が爆弾の下で無残な死をとげる。それは「自分だけは良い生活をしたいけれど、子供や孫はどうなっても良い」という無責任な大人の出現」によって起こることだ。

日本の未来は明るい。そして科学技術が日本の豊かさを保ってくれる。だから、未来に夢を描き、科学技術の功績をたたえ、若い人が無限の可能性を拓くことができるような環境を整えたい。

年配者が暗い未来を語ってはいけない。それは密かに胸に秘めておくことだ。

(平成20年11月30日 武田邦彦 執筆)
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玳玻盞用天目釉、玳玻盞用上掛け釉は発売中

中国の研究書から割り出した、吉州窯の黒天目釉と玳玻盞用上掛け釉です。


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青織部の酸化被膜をとるなら、トチシブ液が最適です。




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トチシブ液の販売
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新型金彩ラスター釉の試験




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金彩ラスター釉の販売




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金継ぎされた粉引茶碗

刷毛目の技法が先で、粉引の技法の方が跡から開発されたようですが、その難しさからあまり多くの製品は造られていないようです。

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御本手茶碗

韓国の発掘調査で一番多く発掘されるものは、刷毛目です。
御本の出来たものがあまり発掘されないのには、当時の窯の形式によるものではないかと思われます。


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膽礬(たんばん)を新発売

文献を元に、本格的な膽礬(たんばん)を作りました。
黄瀬戸の発色が、より冴えたものになるでしょう。

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熱勝の釉薬カタログ(抜粋)編

全ての釉薬名を書き込むことは不可能に近いので、抜粋編にした釉薬カタログを作りました。


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2008年11月30日

天下りの温床、農林中金のおバカぶり

1兆円の穴をあけた 天下り金融機関農林中金
心配されていたことが起きた。農林中央金庫(農中)は、国内最大級の1兆円規模の増資を検討せざるを得ないほど窮地に立たされていることが発覚した。メガバンクが相次いで増資を発表する一方で、農中は平静を装っていたが、やはりサブプライム損失から逃れることはできなかった。この裏には農中のお粗末な投資ぶりがあった。
「“ノーチュー”と言えば、ニューヨークのウォール街では即座に通じます。日本のメガバンクではこうはいかない。農中の知名度の高さは抜群です」
 外資系金融関係者が海外での農中の存在感をこう語る。農中は、もともと農林漁業関係者への融資を行う政府系金融機関としてスタートしたが、今や「投資銀行」に変貌し、61兆円ある総資産のうち融資は10兆円程度に過ぎない。株や債券への投資が主たる業務で合計36兆円にのぼり、そのうち25兆円が外国の有価証券。サブプライム関連商品も相当額含まれている。
 前出の外資系金融関係者が言う。
「融資では投資利回りが1%にも満たないため、利回りの高い商品にシフトしていった。基本的には政府系の有価証券など安全性の高いものが中心でしたが、次第にリスク商品のウエートを高めて高利回りを稼ぐようになりました」
 この投資姿勢が高じてサブプライム関連商品をむさぼるように買いまくった。

●NYウォール街では「安物買いの銭失い」「ゴミ箱」と陰口
 NY在住の経済ジャーナリストがこう明かす。
「サブプライム危機が叫ばれ始めた07年夏以降、リスク回避に動く金融機関が手放すサブプライム商品を“安くなった”と言って買いに入りました。今年3月のベアー・スターンズ、さらに9月のリーマン破綻後もチャンスとばかりに買い増していた。この頃になると、欧米金融機関を救うのはFRB(米連邦準備制度理事会)と農中しかいないといわれていました」
 農中は傷口をドンドン広げていった。農中の投資担当者は、近いうちに相場は下げ止まり大反転すると固く信じていたようだ。
「ウォール街の金融マンの中には、常軌を逸した農中の買い方を心配する人もいましたが、何でも買ってくれる農中を“ゴミ箱”と呼んでいました」(前出のNY在住の経済ジャーナリスト)
 1兆円規模の増資は、ムチャクチャな投資失敗の穴埋めというわけだ。農中は融資先であり、会員でもある全国の農協や漁協、森林組合、これらの連合会などから薄く広く集める構想だが、交渉にあたって紛糾するのは避けられない。ヘタをすれば、未曽有の金融危機の引き金になりかねない。

(日刊ゲンダイ2008年11月27日掲載)
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玳玻盞用天目釉1号と上掛け釉を新発売

玳玻盞用天目釉1号は木の葉天目用の黒天目釉としても、お使いいただけます。

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玳玻盞用天目釉の販売
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曜変天目や油滴天目を生んだラテライト

写真は、建窯の粘土です。
建窯付近には、この真っ赤なラテライトの他にも真っ白なカオリンも産出されるようです。
茶碗を作る粘土と、サヤを作る粘土は別の物になっておりますが、茶碗の高台にくっついたままの真っ白なカオリンも資料として持っています。
ラテライトは、熱帯地方から亜熱帯地方に広く分布しており、福建省の建窯付近は、ラテライトの分布としては、北限にあたると言っても良いと思います。
日本でも福井県の若狭鉱山や長野県の宮川鉱山などでも、ラテライトは見つかっていますが、鉄分が30%から40%と多く含まれたもので、ニッケル鉱床を伴っているようです。
建窯付近のラテライト質粘土の、鉄分含有量は12%から15%程度で、これを天目茶碗に使用しています。
釉薬にも、同じようにラテライト類を使用している筈ですが、多少なりとも風化の度合いの弱い部分があったのだと考えられます。
ラテライトは陶器屋風に簡単に言ってしまえば、カオリンに鉄分が多量に含まれた粘土であり、アルミナ成分には富んでいますが、いかにせん鉄分量が多い為に、耐火度がそれほど高くはありません。
その為に、灰類を混合しただけで、簡単に釉薬化する物が産出されたいたのだと思います。


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陶芸用粘土の販売は熱勝甲府店
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熱勝甲府店、伝統釉薬のカタログダイジェスト版




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予感:黄瀬戸と鈞窯

黄瀬戸は安土桃山時代の後期から、美濃で焼かれた焼き物である事には違いありませんが、以前からの俗説として、黄瀬戸は青磁を焼こうとして失敗し、酸化してしまった為に黄色くなってしまったのだというものがあります。
それとは別に、元々あった灰釉に徐々に長石分を増やしていった為に、黄瀬戸になったのだというものもあり、故加藤唐九郎氏の説では、黄瀬戸は金器を写したものだということです。
しかし、私は以前から黄瀬戸に施されている膽礬(たんばん)が、非常に気になっていました。
また同時に鈞窯に見られる凝った器形や輪花形のものが、黄瀬戸のそれと共通するように思えてならないのです。
つまり、鈞窯の製品に多く見られる、銅成分を塗った紅斑を、酸化焼成して緑色の膽礬(たんばん)になったのではないかと、勝手な想像をしたのです。

また、黄瀬戸は青磁を焼こうとして失敗した物だとの説も、単純に龍泉窯などの青磁釉を酸化焼成すると、”米色磁”言われる物に焼き上がりますが、黄色と言うにはちょっと違いがあるように感じますが、鈞窯の主流である月白釉を酸化焼成すると得られる、黄色い色合いの方が、黄瀬戸に近い発色です。



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志野の鉄絵の顔料は何が良い?

「志野を焼きたいのですが。鉄絵の顔料は何が良いですか?」という質問を受ける事がよくあります。
結論から言うと、永い時間をかけてやくのであれば”水打ち”が良いと答えるようにしています。
一般的には、志野の鉄絵を描くには”鬼板”が良いと言われていますが、鬼板は褐鉄鉱の一種であり、少々鉄分が強すぎるように思えます。
一般的な鬼板は、鉄分を40%ほどほど含んでおり、志野の長石釉を突き破って、上まで出てきた際には赤く発色はしてくれますが、色が臙脂色がかっています。
”水打ち”は鉄分は25%内外しか含んでいませんが、鉄絵の機能としては充分で、化学的には水酸化鉄に属する天然の鉄分であるせいか、厚い長石釉を通すと橙色がかった、綺麗な赤色の発色が得られるようです。
水打ちに似た鉄分として、”そぶ”がありますが、元々は鉄類を食べる細菌類の死骸が地表に浸みだした物がほとんどのようで、時として油分なども含むこともありますが、志野の鉄絵の顔料としては、水打ちに次ぐ物でしょう。
水打ち→そぶ、鬼板の順で、焼成時間などをお聞きしながらお勧めするようにしていますが、唐津の絵付けなどには”そぶ”の方が”滲み”が出来て良いという方が多いように見受けられます。




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曜変天目・油滴天目と鷓鴣斑天目

この20年ほどの間に、中国の建窯に関しての発掘調査や科学分析は随分と進みました。その間に現れたものとして、鷓鴣斑天目という物があります。
禾目天目の釉上に、白い長石質のものが水玉上に配置されたもので、発見された当初は、かなり騒がれていたようでした。
曰く、「曜変天目や油滴天目は鷓鴣斑天目の仲間である」といった論調の物が多く見受けられたような気がします。
つまり、曜変天目の斑紋も鷓鴣斑天目と同じように、人工的に加飾されたものであると言い、またある研究者は油滴天目の斑点も鷓鴣斑天目の仲間であると云う意見のように見受けられました。
先に曜変天目を見ていた陶工が、跡から、その原理、メカニズムを知らずに真似をしようとして鷓鴣斑天目を作ったというのであれば、”なるほど”とも思えるのですが、これが反対であれば、どうしても納得の出来る意見ではありませんでした。
なによりも、この白い水玉模様にそれほどの論議をする程の価値を感じられないというのが、素直な感覚でしたが、今も中国ではこの問題に対する議論があるようです。
どちらかと云えば、むしろ建窯が吉州窯の加飾を真似ようとして失敗したと考える方が、自然なのではないかとさえ思えました。
何と言っても、禾目天目を始め、油滴天目、曜変天目など、建窯の製品は、釉薬の窯変に任せた製品作りにこそ魅力があり、鷓鴣斑天目のような人工的な物には全くと言ってもよいほど魅力を感じる事が出来ません。



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熱勝釉薬カタログダイジェスト版

ちょっと必要があって、ダイジェスト版の簡単なカタログを作りました。


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